スターリングシルバー(SV925)のペンダントトップを、鉄砲金具のブローチにリフォームするご注文をいただきました。
テッポウ金具はパイプをスライドさせて針を包みますので、使用中に外れにくいです。
チェーンを通すD形金具は取り去って、その位置にブローチ金具をロウ付けします。
パールネックレスに取り付けることのできるジョイントバチカンは、そのまま残しておきます。
加工作業をしやすくするために真珠を外してから、初めに付いていたd形のペンダント金具を削り取って、代わりにブローチ用のテッポウ(鉄砲)金具を付けました。
パールネックレスに着ける時のジョイント金具はそのままにしてあります。
全体をきれいに研磨してからロジウムメッキ(プラチナ仕上げ)を施して、真珠をしっかりと取り付けました。
厚くプラチナ仕上げをしますと、シルバーも10年以上黒くならないできれいに楽しむことができます。
( ただ、汗や化粧品がついたまま長く放置したり、ガリガリ・シュッーと深く傷がついたりしますと、そこから中身が硫化して黒くなってきますので、ご注意くださいませ。)
リフォームジュエリー/リメイク 岡田彫金工房