K18のダイヤモンドペンダントネックレスが切れたので、お直しにご持参くださいました。
切れた一コマの上に極小のカットした金ロウを置いて、ロウ付け修理する準備をします。楕円形のコマの長さは約1ミリです。
事前に、今回のお直し品の金線の太さをマイクロメーターで測ってみると、0.17ミリの太さでした。
ピンセットで挟んだ金線が融けないように注意深くバーナーの炎を調節して、隣のコマともくっつかない様に、最適温度でロウを融かします。
各コマが自然なつながりで滑らかに動くように、上手くロウ付けできました。
バフ磨きと洗浄と乾燥の工程を経て、またお使いいただける綺麗なジュエリーになりました。