仕舞っていた真珠が曇って…

大切にタンスに仕舞われていたあこや真珠のネックレス。使おうと出して見ると粉を吹いたように白っぽくなってしまって使えない。

そのような状況でお困りになられて、ご持参くださいました。

樟脳がタンスに入っていたのか、化粧品や汗が付いたまま何年も経過してしまったのか、原因は分かりませんが、白く曇った真珠表面をご相談中に爪で擦っても曇りは取れませんでした。

「翌日に必要」とのことでしたので、夕方お預かりしてから直ぐに作業に取り掛かりました。

いろいろな工程を経て、真珠の光沢を戻すことができました。

きれいに輝くようになった真珠を、翌朝一番に新しい糸でお仕立て直しいたしました。(画像は、撮影時間や光源が違いますので、同じ色には見えていません。)

無事納品できて、とても喜んでくださいました。

ご注文くださり誠にありがとうございました。