プラチナチェーンの一コマをロウ付けして、一本の標準長さのネックレスに作ります。
チェーンの幅は1ミリ。プラチナ線の太さは0.2ミリ余り。
一コマのロウ目を探して、カッターでその位置をカットして、隣の一コマを引っ掛けて口を閉じます。
ピンセットで挟みながら一ミリのコマの上半分位にフラックスを塗り、0.2ミリ位の大きさに用意したプラチナロウを置きます。そこまでを済ませた段階が左の画像です。
右は、トーチで炎を当てて昇温し、コマの上半分の0.5ミリ足らずの場所だけにロウを融かし流して、ロウ付けを済ませた時の画像です。
余計な所にはロウが流れていないので、どこにも固まってしまったコマがなく、チェーンは自然な一本のネックレスとして使えます。
これをピカピカに磨いて完成です。
今回、お客様のプチネックレスのチェーンを繋いだ時に撮影しました。