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プラチナのシトリンリングの制作過程

イエロー、レッド、ブルー、クリアーな宝石

これらの宝石からオリジナルリングが生まれます
新しく考案させていただいた何点かのデザインの中から1点を選んでいただきました。
素敵な指輪になります。
こうして制作加工に入ります。

プラチナの縄模様の縁取り。リフォーム

プラチナで縄模様を
少し前、指輪の真ん中の宝石をしっかりと石留めするための縁取りをプラチナで作りました。
複数本束ねたプラチナ丸線をねじって縄を作る方法がきれいではないかと云うお話しもありますが、あとから中石を伏せ込みますので、一筋縄ではいきません。
今回はヤスリでひとつひとつ縄目を作りました。
もう少し微細な目のヤスリで形を正確にして、キサゲ、ヘラ、バフに進みます。
その後、周囲のパーツを手作りします。
完成までにはまだまだ先が長いですが、楽しい。

ほぼ出来上がったオリジナルプラチナリング

プラチナオリジナルデザインリング
手作りしたパーツを柔らかい雰囲気に磨いて、バランスの良い位置にロウ付けでくっ付けていきます。
すでに石留段階に入っているのですが、完成するとこのようなイメージになります。

加工したプラチナリングの下側

下からの画像です
オパールとエメラルドの石留も無事終了して、最終磨きを施せば完成というところにたどり着きました。
指輪デザイン、プラチナ枠制作加工、石留と、すべての工程が終了しました。
先月末に完成する予定でしたが、中石と脇石であるエメラルドとオパールのセッティング手順が変則的になりましたので、かなり時間がかかりました。

完成したイエローストーンリングとデザイン画

イエローストーンオリジナルリング
ご注文の、どこにもないデザインのオリジナルリングが生まれました。
無事に納品も完了し、とても喜んでいただけました。
お預かりした30ピースのダイヤモンドも側面にパヴェセッティングしてあり、腕も二回ウェーブしています。
接写しましたので、肩部分のパヴェがあまり見えていませんが、縁取りを丸く柔らかな感じにつくりました。
サイズもぴったりです、と指につけて確認してくださいました。
どうもありがとうございました。
またのご来店をお待ちしております。

ジュエリーリフォーム/フルオーダー 岡田彫金工房



 

ロウ付けします

切れたチェーン3種

いろいろなチェーンのロウ付け修理のご依頼です。

ボールの棒軸が無い場合はボール同士をくっつけます。

すでに以前にロウ付け修理されていて、何コマかがくっついてしまっているケースのもあります。

ひとつずつの動くパーツの軸地金がすり減って切れているので、軸を制作加工する場合もあります。

どのようなものもきれいに直します。

イヤリングの滑り止めに

イヤリング

外国製のイヤリング金具は見るからに厚いです。
耳からイヤリングが外れて落ちないようにシリコーンを付けるご依頼を頂きました。

在庫のドーナツ状の何種類かのシリコーンを試してみましたが、予想どおりサイズが合いませんでした。

イヤリングのバネの穴にドーナツシリコーンを嵌めることは諦めて、別のことをしました。
K18イヤリング本体の裏側にホットケーキ状のシリコーンを接着しています。
これで重いイヤリングが耳から落ちることもないと思います。

シリコーンゴムやオペロンゴムは消耗品ですので、定期的な点検や交換は必要になります。そのことはご了承くださいね。

ジュエリー Y.Okada 岡田彫金工房



 

K18ストーンカメオ枠の

「ブローチ金具が無くなっているので、修理できますか?」とのご相談をいただきました。

大丈夫です。きれいに直ります。
ということでお預かりしました。

K18イエローゴールドのカメオ枠を

K18イエローゴールドの片方の風車パーツは残っていますので、ブローチの針とそれを支える枕パーツをご用意して、ロウ付けします。

薄い縁にそのまま枕をロウ付けしても、力がかかる箇所ですので将来また折れる可能性があります。
そこは追加した地金で補強してロウ付けしますのでご安心ください。

例によって、まずストーンカメオを欠けさせないように、爪を折らないように、地金を起こしてK18ゴールド枠からカメオを外すところからスタートします。

K18イエローゴールドのカメオ枠を

無くなっていたブローチの針と枕を取り付ける修理加工の最終段階です。

枕に通すK18軸は小さなおたふく鎚だけで軽く叩いてもいいのですが、カメオ枠側には鎚が入りませんので、タガネも使って叩きます。

この場合は、枠を固定する手とタガネを持つ手と鎚を持つための三本の手が必要になりますが、一人では二本しかありませんので片手で枠とタガネを工夫して持って、もう片方の手で鎚を振るって軸の頭を打ちます。

均等に丸く打つことが出来れば、一旦その部分を磨いて具合を確かめて、良ければストーンカメオを枠にはめ込みます。

4本の爪を折れないように、カメオを欠けさせないように注意ながら、そっと倒してカメオが動かないように固定します。

ニッパーでカットしていた針の先を尖らせるところを撮り忘れましたが、短くなりすぎないように気をつけて衣服に突き刺さりやすい形にヤスリで形作り、ピカピカに磨いておきます。
この時ヘラでしっかりと擦って硬化させておいてあげれば、曲がりにくく丈夫になりますので親切な加工仕事といえます。外からは見えない工程ですが、省かないことをお勧めいたします。

このあと、全体を磨いて照りを出し、洗浄、乾燥、検品して完成です。

K18イエローゴールドのカメオ枠を

お預かりした時に撮った写真と、でき上がった時に撮った写真とを並べてみると、お預かり時のほうがきれいに見えます。

今のほうがきれいに写っていて欲しいのですが、昼と夜の照明具合の違いなどでこうなりますし、短時間にパッと撮るスナップ写真ですので、そこのところは割り引いてご覧くださいませ。

店内にはいろいろな厳選のジュエリーも並んでいます。
見ていただければ嬉しいです。

ジュエリーリフォーム/フルオーダー 岡田彫金工房



 

K18シェルカメオ枠ロウ付け完了

K18イエローゴールドのシェルカメオ枠が壊れたので、修理のご依頼を頂きました。

K18シェルカメオ枠ロウ付け

まずはブローチ枠に嵌まっているシェルカメオを枠から外します。
そのままK18地金に火を当ててロウ付けすると、シェルが焼けてしまうからです。焼き蛤や焼き牡蠣の殻のようになってしまいます。

爪が折れることもなく、シェルカメオを無事にきれいに枠から外すことができました。

爪のロウ付けも無事に済み、次はブローチ金具が付いている台座をカメオ枠にロウ付けします。

このロウ付け位置はとても大事で、少しでもズレるとシェルカメオがゴールド枠にはまらなくなります。
無理矢理にはめると、使用中にもいつもどこかに力がかかり、そのうちにシェルの一部分が欠けるようなことも起こり得ます。

慎重にロウ付け位置を決めて、そこからズレないように慎重にロウ付けします。

全体の爪をロウ付けしたことは、実は、地金内部のストレスを解消したことと、爪の補強をしたことの二重の意味があります。

枠の内部にストレスが溜まっているときは、昇温で地金が伸びてロウ付けしたい位置がズレていき、なかなかうまくできないことも多いのです。

その個所が頑丈になるように、外側と内側もロウ付けしました。

このあとは酸洗いをし、酸化皮膜を取り去ってきれいにし、磨き工程に入ります。

機械で磨くときは、1秒間に50回転ぐらいしている布で磨きます。
布の繊維に絡め取られると、振り回されたあげくに研磨機のあちこちに衝突して枠がグジャグジャになります。
そうならないように特に慎重に磨きます。

K18シェルカメオ枠メンテナンス

K18ゴールド枠の下磨きが完了。

シェルカメオを注意深くはめ込み、爪をそーっと曲げて倒して4本ともシェルと接触させてカメオが動かないように固定しました。

ことあとは、シェルや枠に力を加えないで、軽〜く布バフを当てて仕上げ磨きをいたしました。

ジュエリー メンテナンス / 岡田彫金工房