女性用ウォッチのバンドが緩いので、いつくかコマを外すご依頼を頂いた時の画像です。
真上から撮ると光沢のあるバンドに手がたくさん写っていましたね^^;
4コマ外すとぴったりでしたが、ブレスレットのようにお使いですので、軸を横に抜いて2コマ外し、一旦手首に着けて長さを確認していただきました。
最終的に3コマ外してちょうど良い感じになりました。
ダイヤモンドがキラキラと輝く素敵なウォッチです。
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女性用ウォッチのバンドが緩いので、いつくかコマを外すご依頼を頂いた時の画像です。
真上から撮ると光沢のあるバンドに手がたくさん写っていましたね^^;
4コマ外すとぴったりでしたが、ブレスレットのようにお使いですので、軸を横に抜いて2コマ外し、一旦手首に着けて長さを確認していただきました。
最終的に3コマ外してちょうど良い感じになりました。
ダイヤモンドがキラキラと輝く素敵なウォッチです。
このジュエリーはグリーンアゲートの指輪でした。
中石や脇のダイヤモンドを外して、腕部分をカットし、指なじみのアールを平らに加工して、再度ダイヤモンドシャトンをロウ付けしています。
オメガネックレスの通るバチカンは、カットしたリング地金を使って加工して、サイズやバランスを調節しながらハンドメイドしました。
あとは丁寧に石留めをして、全体を照り出し加工し、ロジウムコーティングを施すと完成です。
もう少しで出来上がります。
以前にオーダー頂いて、オリジナルにハンドメイド創作したK18イエローゴールドのトライアングルリングです。
この度は、自宅でブラシ洗いしても完璧には綺麗にならないので、とお持ちくださいました。
webサイト上では、「汚れてしまった指輪をご家庭で綺麗にして頂くには、ぬるま湯に浸けて汚れを柔らかくしてから、ブラシで突き洗いしてください」と説明していますが、それだけでは限界があるということですね。
ブラシでは、埃(ほこり)や垢(あか)などを落とすことができます。指輪の裏側の窪みに油脂が固まっている場合は、温めて中性洗剤を混ぜたお湯で突き洗いをします。
それでも取り去れない汚れは、超音波洗浄機の出番です。
この指輪の宝石は、ピンクトルマリンとペリドットとダイヤモンドなど。ヒビの無い美しい石ですので、数万回の振動にも耐えることができます。
細かな隙間のゴミも洗浄液中に引っ張り出してきてくれますので、これで普通は大丈夫。
それでも残る頑固な汚れは、尖らせた竹串などで取り除きます。金属の針も有効な場合がありますが、隙間でこぜると宝石が欠けますので要注意。
でも、地金に黒い部分が残っているケースもあります。
ではどうするか?
今度は、酸やアルカリのような薬品を使います。酸化して黒くなっている場合はこれで。ペンキなどが付着している場合は溶剤で。
それでも残る何かは、今度は布バフなどに細かな研磨剤を付けて、力を掛けてこすり落とします。
そのようにして、個々のジュエリーは美しさを保っているのです。
このトライアングルリングは、汚れを完璧に取り去った状態の画像です。
使用中に付いたK18イエローゴールドの表面のキズは、まだ対処していませんので、凸凹と残ったままです。
ご依頼があれば、この段階から、ヘラ加工やロウ付け加工やバフ加工を施して、つるつるピカピカに仕上げていくことができます。
今回は、汚れを綺麗に落として照りを回復することができましたので、「洗浄」で納品させて頂き、とても喜んで頂けました。
有難うございました。
誕生日のガーネットとムーンストーンの入った、鍛造チタンの結婚指輪。
甲丸の形にはラウンドカット💎の宝石がぴったりと収まります。
幅広で厚みのある男性指輪には、大きめのガーネットをチタン地金の爪で押さえ留めています。
硬いチタンを叩き締めて更に硬く。お二人の絆も強く結ばれます。
ずっと机の引き出しに仕舞っていて、すっかり忘れていました。今日30年振り位に見てみると、緑青を噴いていたり崩壊していたり。
驚きと懐かしさ。
細くて青い棒状のものは何だったのか、今ではもう分かりません。
茶色のものは、鼈甲の櫛2つ。触るとバラバラになりそうなほどヒビ割れています。
螺鈿や蒔絵は判別できそうにありません。こんなことになるのですね。
次のジュエリー制作に取り掛かる前に、しばらく感慨に浸ります。
( 追記 12時間後 )
ビニール袋に入れ、中途半端に口を閉じ、長時間放置、という状態でしたので、袋の中には水分が認められ、湿気と手指の汗などが原因で錆や腐蝕が起こったと思います。
真鍮の簪(かんざし)と鼈甲(べっこう)の櫛(くし)2つ、でした。
呼吸できる木の箱に仕舞っていたり、紙で包んでいたら大丈夫なはずでした。
他の銅製の鎺(はばき)や金の鎺(はばき)は、ビニール袋のチャックがしっかり閉じられて密封できていて、気密性が高かったのか綺麗なままでした。