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細いネックレスをお直し

K18ダイヤネックレスが切れて

K18のダイヤモンドペンダントネックレスが切れたので、お直しにご持参くださいました。

ピンセットで挟んでロウ付け準備

切れた一コマの上に極小のカットした金ロウを置いて、ロウ付け修理する準備をします。楕円形のコマの長さは約1ミリです。

金線の太さは0.17ミリ

事前に、今回のお直し品の金線の太さをマイクロメーターで測ってみると、0.17ミリの太さでした。

バーナーで火を当ててロウ付け

ピンセットで挟んだ金線が融けないように注意深くバーナーの炎を調節して、隣のコマともくっつかない様に、最適温度でロウを融かします。

ロウ付け完了です

各コマが自然なつながりで滑らかに動くように、上手くロウ付けできました。

全体の磨き仕上げをして完了です

バフ磨きと洗浄と乾燥の工程を経て、またお使いいただける綺麗なジュエリーになりました。

ホワイトゴールドリングを大きく

サイズ直しと照り出し仕上げ

お電話でお問い合わせくださり、その後ご持参いただきました。

刻印がK18ですので、中は金色で、外側に銀色のロジウム仕上げがしてあるのかと思いながら受注しましたが、中まで銀色でした。K18WGということだったのですね。

ホワイトゴールドを足してロウ付け

間にホワイトゴールド地金を挟んでロウ付けし、サイズを大きく加工してピカピカに仕上げました。

ロジウムメッキを施して完成です。

シェルカメオ納品しました

板爪をお直しして枠留め出来ました
お直し前の外れたシェルカメオ枠

お預かりしていたシェルカメオペンダント兼ブローチのお直しが出来て、本日無事に納品させて頂くことができ、喜んでいただけました。

カメオを取り巻いている薄い板状の爪が潰れていましたが、全部をそっと起こして、カメオの湾曲に沿わせて形をお直しして、また爪を倒してシェルを留め、磨き仕上げをしています。

風車金具も曲がってつぶれた様になっていましたので起こして、形を直し、針も真っ直ぐに歪みを直して加工硬化させました。曲がったバチカンもお直ししています。

最後はシェルの汚れを取り去って美しく仕上げました。

ご依頼くださり誠に有難うございました。