ヘラ加工で硬くします

プラチナパールリング

プラチナ地金のキズを綺麗に仕上げる場合は、ヤスリやシリコンポイントなどで削るのではなく、硬いヘラ棒で前後に擦ってキズを潰してつるつるに加工します。

地金の目方が減らないで厚いままでしかも地金が硬くなり、良いことずくめの技法です。

岡田彫金工房は30年間ヘラ加工を続けてきて、ジュエリーの仕上げがとても綺麗とお客様に喜んで頂いています。

太くサイズお直し

プラチナあこや真珠加工

パールリングのサイズお直しを承りました。

お預かりしてから加工前に指輪全体を眺めていますと、サイズ直しする部分が一番薄いプラチナ地金になっています。

ここでカットして追加地金を数ミリ挟んでも、厚さ1ミリ以下の薄いリングの部分が長くなるだけですので、もっと厚い位置で1センチ余りの長さを追加加工することにしました。

綺麗に丈夫にサービス加工出来、お客様も喜んでくださいました。

ご注文くださり誠にありがとうございました。

小判カンを大きく

K18金具を付け替えました

お手持ちのチェーンをペンダントに通そうとすると、チャームが大きくて小判型のペンダント金具に通りません。

ご自身で金具を縦長にされましたが、やはり通らないのでご相談にお持ちくださいました。

拝見しますと、潰れた金具のロウ付け個所にヒビが入っていましたので、ルーペで確認していただいて、カットして取り外してから加工しています。

新しく作ったひと回り大きな小判カンをロウ付けする加工は、本体地金の古いロウを削り去り上部をK18地金で補強してから行いました。

全体を丁寧に磨いて照り出し加工を施して完成です。

小判カンを大きく加工

K18で作ります

ブルーサファイアのペンダント金具にネックレスのアジャスターチャームが通らないので、加工のご相談を頂きました。

小判型の金具がペンダント本体に付いているのですが、拝見いたしますとロウ付け部分にヒビが入っていて、このままではもぎ取れてしまうところでした。

宝石を外して、上部の金具を取り去って、新しく大きめの小判型の金具を作りロウ付けします。

その後宝石の石留めをしてから全体の磨き仕上げをして完了です。

しばらくお時間をくださいね。