ホワイトゴールド子持ちネックレス

電気に触れて溶け切れてしまったITALY製の子持ちネックレス。繋ぐ修理のご依頼を頂きました。

溶けて黒く潰れてしまったコマは外して、形の良いコマ同士を引っ掛けて、スムーズに動くようにロウ付け加工しました。

あとはトーチの炎で黒くなった部分の色を処理して綺麗にし、最後にロジウムコーティングのプラチナ仕上げをして色を同じ様にします。

銀のブレスレットのメンテナンス

シルバー925のブレスレットをお直しするご依頼を頂きました。

拝見しますと、引輪の隙間が閉じてしまって外すことが出来なくなっていました。

長さ調節用のアジャスター丸カンも変な形になっていて用をなしません。

チェーンの途中に宝石が入っていますので、こうなってしまった意味が分からず、お預かりしてからしばらく首をひねってみました。

曲がって潰れている引輪の形を直してみました。なんとか使えるように戻りました。

アジャスターを眺めていると、しっかりと括れていることが分かりました。なかなか解けてくれませんでしたが、元どおりにすることが出来てアジャスター丸カンとしてそのまま使えます。

あとは不足しているシルバー丸カンを大小2個用意して、ロウ付け加工して、ピカピカに磨いてブレスレットとして完成させます。

しばらくお待ちくださいね。

マグネットクラスプにできました

ずっと以前からお持ちのあこやパールネックレスが、使いやすいマグネット金具にお仕立てできました。

お孫さんの手が当たったり引っぱられたりすると、ネックレスが首から外れることがあるかもしれませんが、普通にお使いになられていれば、とても便利で簡単に着脱出来ますので重宝です。

喜んでお持ち帰りくださいました。ご依頼くださり誠にありがとうございました。

パールネックレスをマグネット金具に

昔からお持ちのあこや真珠のネックレス。

糸が切れて金具の片側と一個の真珠が無くなってしまったので、使いやすいマグネットタイプ金具でお仕立てすることになりました。

首の後ろ側でも簡単に着脱できるので便利です。

ただ、磁石に弱いクレジットカードや通帳などと一緒にすることはお気を付けくださいね。

今のクラスプの片穴一粒真珠も同じ位の大きさですので、両穴タイプに加工してネックレスに使います。ちょうどいい長さに出来上がりますのでいいですね。

ルビーの指輪を

K18イエローゴールドのルビーリングのサイズを大きくするご依頼を頂いています。

指輪下部の一か所をカットして隙間を広げ、必要なK18イエローゴールド地金を用意して、間に挟んでロウ付けし、サイズぴったりに加工してから全体を綺麗に仕上げます。

右下画像のリング下部が黒くなっているのは、炎で炙ってすでにロウ付け箇所があるかどうかを確認したためです。

これは後からの酸処理で綺麗な色にします。