
ご注文いただいてデザインの決まったオリジナルリングの加工をしています。
エメラルドとテーパーダイヤの寸法に合わせた形と位置を一個一個決めて制作しました。
ベースになるプラチナリングのヤスリ工程がほぼ完了したので、これから細部の制作に入ります。
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ジュエリー制作のこと
ご注文いただいてデザインの決まったオリジナルリングの加工をしています。
エメラルドとテーパーダイヤの寸法に合わせた形と位置を一個一個決めて制作しました。
ベースになるプラチナリングのヤスリ工程がほぼ完了したので、これから細部の制作に入ります。
宝石全部使用のオリジナルリングデザイン画
お客様が持参された宝石を余すことなく全部使って、デザインしたオリジナルリングです。
変形のオーバルカボションを中心に、プリンセスカットダイヤモンドとテーパーダイヤモンド、小さめのオーバル宝石4ピースに多数の丸メレダイヤモンドがゴールドのリングを埋め尽くします。
各宝石の寸法を測り、個数を確かめ、全部を使い切るデザインを考案しました。
石留め方法も、線爪、レール留め、パヴェセッティングと多彩です。
脳内で立体的な指輪の画像を描き、それを5方向からイメージし、フリーハンドで紙に描きました。
お客様がお持ちのプラチナダイヤモンドペンダントネックレスから、新たな輝きを生み出すお手伝いをさせていただきます。
元は、大きいダイヤモンドが4個と小さなメレダイヤが3個入ったペンダント。
4つのダイヤモンドを別々に使い、それぞれが違ったデザインのオリジナルペンダントトップにリフォームするご依頼です。
第一弾は、上品な菱形タイプのペンダントトップに。
お急ぎのご注文のため、まずはダイヤモンドをプラチナ枠から外して丁寧に計量しました。
この画像では、プラチナペンダントトップの形ができて、ヤスリ加工まで進んでいます。
あとは、ヘラ加工、バフ磨き、石留め、磨き仕上げ、洗浄、乾燥へと制作が最終段階へと入っていきます。
約0.2カラットのダイヤモンド1個で、縦に少し長い変形菱形のペンダントネックレスが出来上がり、納品させていただきました。
とても喜んでいただくことができ、あとの2個も別々のデザインでペンダントトップにリフォームするご注文をくださいました。
大切なジュエリーに、新しい息吹を吹き込むジュエリーリメイクのお手伝いを心を込めてさせていただきます。
こちら2点には、メレダイヤもどこかバランスの良い位置にお入れいたします。
ご注文くださり誠にありがとうございます。
プラチナ950のリング2本を合わせて、1本のハンマー仕上げ模様のリングにリメイクするご相談にご来店くださいました。
プラチナ950のリング2本を融かした時の動画です。
板地金に加工してから、1本のハンマー仕上げ模様のリングにリメイクします。
リングサイズとリング幅とリング厚さと鎚目の大きさと出来上がりグラム数が決まっていますので、かなりハードルの高いご依頼です。
ガスの抜けた良い地金にするために何度か熔解し直しました。
金鎚で叩きながら必要なサイズに形作っていきます。
一応丸く曲げた所までです。
Pt950リング2本を溶かして板状にし、それを丸めて両端を共付け(シャカ付け)で丁寧に接合しました。
純金や高純度プラチナのリングは、ロウ付けを使わず本体同士を融かして共付けで一体化させることで、より美しい仕上がりになります。
宝石付きや細身のリングを制作する場合は、母材よりも低い融点の素材でロウ付けするのが一般的ですが、今回は太いハードプラチナならではの特別な技術で制作しています。
これからハンマー模様を施していきますが、ハードプラチナはその硬さから模様が付きにくく、難しい作業になりそうです。
唯一無二の輝きを目指して、心を込めて制作していきます。
プラチナ950のハードタイプリングに、丁寧にハンマーワークを施しました。
全周をしっかりと打ち込むことで、地金が横に広がり、厚みが絶妙に薄くなりながらも、予定通りのリングサイズと幅と厚さに仕上がりました。
これから内面と側面を丁寧に磨き上げ、さらに美しい輝きを引き出していきます。
手仕事ならではの温もりと、さらに硬度を増したプラチナの上品な質感が楽しみですね。
プラチナ950リングの内面と側面を整えました。
このあと磨き上げていきます。
プラチナ950 リング2本を熔解して、1本の鎚目模様リングにリフォーム。
ロウ付けをしないで共付けにして、地金の目方は数パーセントの減りのみで、予定通りのリングサイズに出来上がりました。
納品時、お客様がとても喜んでくださいました。
ご注文くださり誠にありがとうございました。
唯一無二の美しさを持つ、プラチナ製のエメラルドリング。
テーパーダイヤモンドもエメラルドも、どちらも1カラットを超える贅沢な輝き。
完璧なフォルムとバランス、そして細部まで極められた仕上げは、最高の職人技の結晶。
今の時代、このレベルのリングを新たに手作りすることのできる人がどれだけいるでしょうか――。
リフォームのご依頼をいただき、潰すのが惜しいという思いが込み上げます。
ですが、高さが気になり、普段使いには出番が少ないとのこと。
じっくりお時間をいただきながら、いくつか新しいデザインをご提案します。