ヒスイの魚ペンダント

このようになりました
リメイク手順

波の上を泳ぐヒスイの魚のペンダント。
今は背びれの上にチェーンが付いていますが、シンプルなペンダントにリメイクするご依頼をいただきました。

ずっと以前は、このような2ミリ余りの幅のしっかりしたキヘイネックレスがよく使われていましたが、このごろは1ミリ以下の華奢なタイプが主流になりましたね。

全体をバラバラにして、18金のチェーンや魚を綺麗に磨き仕上げを施してピカピカにしてから、魚の口の所にバチカンをロウ付けして、ヒスイを再石留めしました。

もう一つお預かり中のお品はこのあと加工いたします。ご注文くださり誠にありがとうございます。

ブルーサファイアを追加加工

プラチナ製のルビーリング

形見のお品なので、デザインは変更しないでリメイクするご依頼をいただきました。

片方の中石が外れ落ちて無くなっていますので、ルビーのペアとして空いたところにブルーサファイアを入れることになりました。

メレダイヤの入っているところには部分的にカラーストーンをお入れします。

丸餅状にプラチナ地金を用意

指輪の形を丸く直してから、ご希望のリングサイズに加工し直して、ブルーサファイアを取り巻く枠を作るために、プラチナ地金を融かしました。

ゴールドは1,000度余りで融けますが、プラチナは2,000度近い温度に昇温して熔解します。

熔解中に表面張力で丸餅状に固まったプラチナ地金を放冷し、それを金鎚で叩いて棒状にし細長い板状に形作ってから、サファイアの円周に合わせて曲げ、リング本体にロウ付けしていきます。

融かした地金を板に加工

ブルーサファイアを石留めするための楕円形のプラチナ枠を制作した時の画像です。

この後、他に8ピースの予定でカラーストーンを散らばせて入れる予定です。

可愛いく、とお伺いしましたので、ピンクとブルーとレッドとグリーンのような淡くカラフルな宝石を選んでいます。

拡大画像

カラーストーンを入れる場所を探していますと、リングをかなりご使用になられている様子で、どこかにぶつかってしまったと思えるダイヤモンドにヒビが入ったり欠けたりしていました。

そのダイヤモンドを外して、空いた穴に別の宝石を入れます。

また、メレダイヤの爪が潰れて平らになってしまっていますので、全部の爪を丸い感じに作り直します。

10連のプラチナネックレスを

10本のネックレスに

プラチナ製の10連ネックレス。
1本ずつ分けて、10本のネックレスにリメイクするご注文をいただきました。
丸カンやクラスプなどをつける加工をいたします。

お孫さんやご家族の皆様にプレゼントされるそうです。
ご注文くださり誠にありがとうございます。

リメイク トルコ石ペンダント

ネックレスをペンダントにリフォーム
14個のペンダントに
ボリュームあるペンダントに

フランスで活躍されたファッションデザイナー高田賢三氏の愛用されたturquoise necklace。

リメイクのご注文をいただいていました。

14個のペンダントトップと、もう一つは6個のトルコ石の付いた大振りのペンダントトップになりました。

バランスに注意をして、着けやすいようにシルバーのバチカンを付けて制作しています。

納品時にご親族の方にお話を伺い、加工できた後から高田賢三氏の遺品と知りました。

高田氏とは30数年前にお会いし、並んで写真を撮っていただいたこともありました。

フランスから帰国され、新幹線姫路駅に降りて来られた時に旅行カバンをお持ちし、お車でご一緒し会社にお連れした時のことも思い出しました。

また、私制作のオリジナルデザインリングも見ていただきました。

いろいろなことが脳裏に浮かび、何もかもが驚きのリメイクワークでした。

ご注文くださり誠にありがとうございました。

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着けてご来店くださいました

後日、高田賢三氏のバックルが帯留にリメイクできた時に、お洋服とコーディネイトしてお越しくださいました。

とてもお似合いで素敵でした。

ご注文くださり誠にありがとうございました。

ルビーペンダントをリメイク

一見あまり変わりませんが

リングをリメイクされたルビーのペンダントトップ。
オメガネックレスにつけると歪んで見えてしまうので、なんとかなりませんか?と、ご相談くださいました。

プラチナ線で作られたバチカンの左右のバランスと、ネックレスがペンダントに付く前後の位置と、テーパーダイヤモンドの角度と、俯いてしまう全体の重量バランスなどをお直ししました。

ルビーの石座を可能な限り低くして、上部のテーパーダイヤモンドの角度を変えて、オメガネックレスがペンダントの裏側に当たる位置を変えて、バチカン用の2本のプラチナ線の位置と曲がり方を変えて、ペンダント後部に重量が移動するように左右のバランスを整えました。

ペンダントのほぼ全体を加工し直して、ようやく真っ直ぐに近くなりました。