プラチナマリッジリング制作中です

ご注文のデザインでプラチナマリッジリングを鍛造ハンドメイド

ご注文頂いているプラチナのマリッジリングを制作している途中の画像です。

少しウェーブしたデザインをご希望くださいましたので、ワックスや鋳造の工程を経ず、地金熔解から鍛造工程に入り、ロウ付けをしないで直接プラチナ本体を熔接して強度を出すように、鍛金加工を繰り返し制作しました。

ご注文サイズより小さめに熔接してから、金鎚で叩き伸ばしながら何サイズもリングを大きくしているところが既製品と違うところです。

炎を使うことなくサイズを合わせていますので、地金がとても硬く緻密になり、丈夫に出来上がっています。

これから必要な刻印を打ち、最終の仕上げ工程の段階に入ります。

今しばらくお待ちくださいね。ご注文くださり誠にありがとうございます。

チタンブライダルリングを美しく

フルオーダーのチタンブライダルリング

ご注文を頂いて15年前にハンドメイドした純チタンのエンゲージリングとマリッジリングです。

このたび新品仕上げのご依頼を頂き、ピカピカに磨き加工などを施して無事納品させていただくことが出来ました。

🙋‍♀️『 こんにちは!

指輪届きました💍✨
着けるのがもったいないくらい
ピカピカでキレイで
嬉しいです✨✨
ありがとうございました。

これからも大切にします🌈 』


🙋‍♂️『 無事お届け出来て安心致しました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
有難うございました。 』

15年前はちょうど『オーダーチタンマリッジリング』の受注が爆発的に増え、一日15時間、年間360日位の仕事を続けていた頃です。当時はダイヤモンドをチタンに石留めすることや、チタン自体を加工することが難しかったため、他にフルオーダーに対応するメーカーも無く、複数の国外の方からもオーダーを頂いたようなことでした。

手彫りの唐草模様やミル打ち加工も懐かしく、デザイン画もたくさん考案し手描きで清書してお客様に選んでいただいていた時期です。

今回は、唐草の彫り跡はそのまま残して、ダイヤモンドの石留め直しとミル打ち部分を特にお直しいたしました。

使用タガネ数種

表面図案の辺りも小傷がたくさんありましたので、唐草模様に変化がないように注意して綺麗にメンテナンスいたしました。

リング周囲のミル打ちは、15年の間に擦れたり当たったりして、潰れ削れている箇所もありましたので、一粒一粒を手加工で打ち直しました。

ご依頼くださり誠に有難うございました。

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ストーンカメオの表側

ストーンカメオお直し完了

どこが違うのかを説明しますと、表側から見るとあまり変わりが無いように見えますが、まず汚れが取り去られて人物などは白く綺麗になっています。

カメオは枠に嵌め込んで接着してあります。

K18枠は照り出し加工を施し、ピカピカに輝いています。シェル部分も磨いて光沢を出しました。

そのことは写真で見てもあまり分かりませんが、接着剤が固まるのに丸一日を費やしたことを除けば、修理加工と仕上げ加工に5~6時間かかっています。

古いお品の修理は、予定外のところも故障していたりしますので、思いのほか時間と技術が必要なことも多いです。

カメオ枠を修理

ストーンカメオが枠から外れたので、と修理にご持参くださいました。

K18ゴールド枠の形をお直し

お話ではカメオを接着し直すだけで良いとのことでしたが、拝見しますとブローチ金具もペンダント金具も曲がっています。

それを直す予定は無いそうでしたが、外れているストーンカメオだけを接着しても、ジュエリーとしては使うことが出来ません。

結局、ゴールド部分の修理を先にすることになりました。

綺麗に修理出来ましたので、このあとは研磨と洗浄と接着工程になります。

プラチナリングのメンテナンス

曲がってしまったプラチナリングを丸く綺麗に

ご使用中に楕円形に曲がってしまったプラチナの指輪。形を丸く直して綺麗に輝くようにご依頼をいただいていました。

丸くお直しをして、プラチナ全体にヘラ加工を施して小傷を全部無くしました。

その後、丁寧に磨いてピカピカに仕上げを。

初めの状態に戻って、また気持ち良くお使いいただけます。