オーダーメイドのプラチナリング

着け心地の良い角丸の幅広プラチナリング

ホームページをご覧くださり、メールをくださいました。

「店頭に伺えれば一番良いのですが、…仕事の関係もあり、行くことは難しいと思っています。」•••と、当工房から200キロくらい離れたお住まいの場所からのご相談です。

とても幅の広いプラチナのリングをご注文くださり、内側にはレーザーで2段に文字を入れることになりました。( 内文字の後半をぼかし加工しています )

本日、無事納品をさせていただく事ができ、メールを頂きました。

「 受け取りました

岡田彫金工房 様

お世話になっております。

本日、プラチナリングを受け取りました。
サイズもピッタリで形も気に入りました。
付けた感じもイメージ通りです。

来店したかったのですが、それが出来ず、メールでの対応で、細かなところまでお気遣いいただき安心してお任せできました。

本当にありがとうございました。
また、メンテナンスなどご相談させていただくこともあるかと思いますので、その節は、また、よろしくお願いいたします。」

有難うございます。とても丁寧なメールを頂きまして、安心し非常に嬉しく思っています。

メンテナンスなどはいつでも対応させていただくことが可能ですので、ご遠慮なさらずお気軽にご連絡くださいませ。

この度はご注文くださり誠にありがとうございました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

リングをリメイク

リングをオメガペンダントにリフォーム途中の画像

加工が8割り方進んだ時の画像です。

板翡翠の縁や角は非常に鋭利にカットされていますので、注意深く扱います。ヒスイは、プラチナをリフォーム中にダメージが無いように、初めの段階で枠から丁寧に外しています。

お客様のオメガネックレスの金具が通るように、寸法を合わせて制作します。

翡翠ピアスの修理をしました

上手くロウ付け修理出来ました

岡田彫金工房では、ジュエリーの修理やメンテナンスをする場合には、作業の初めにお品を綺麗にしてから加工に取り掛かります。

拝見してお預かりした時には、新しい接着剤を付け直せば良い案件と思ったのですが、洗浄液から出して見ると細いポストが根元から外れていました。

ルーペで確認すると丸カン部分が折れ千切れていました。

これを元の状態に使えるようにするにはロウ付け修理しかありません。レーザーで溶接加工しても、カシメ部分を分解するところは同じです。パーツが0.9ミリのポストと0.5ミリ程度になってしまった半マルカンですので、かなりテクニックが要ります。

ロウ付け加工は炎で800度位までピアスを炙りますので、ヒスイが焼けないように、まずは石外し加工をしました。

それから、カシメて止めてあった軸を工夫して抜きますと、半分になった丸カンが出てきました。測ってみると外径がちょうど1ミリでした。

その半マルカンとポストの端を正確にロウ付けして(写真を撮り忘れました)、元の位置に嵌め込んで、カシメ軸を差し込んでしっかりと固定しました。

これで、カシメ軸は動きませんがポストは自由に動いて立ったり寝たりする状態に戻りましたので、後は接着剤でポストを固定すると、予定通りです。

カシメとポストを完全にロウ付けしてしまわない理由は、もし万が一将来イヤリングとしてもピアスとしても使いたい場合にでも対応出来る様に、との安全策です。

あとは、全体を研磨仕上げして、ヒスイを丁寧に石留めすると完了です。

ヒスイのピアスを修理します

固定してあったポストが動くので修理します

プラチナとゴールドで作られた素敵な翡翠のピアス。ポストが動くようになったので修理にご持参くださいました。

しっかりと固定してから、全体を綺麗に仕上げて納品させて頂きます。

今しばらくお待ちくださいませ。

いつも有難うございます。