Pt1000リングを

プラチナ1000の刻印のあるダイヤモンドリングをお預かり致しました。リングサイズを数ゲージ大きくするご依頼です。

柔らかいはずの純プラチナ地金はお預かりした時点では硬い状態です。加工硬化させてあって硬いのか、それとも微量の合金になっていて硬いのか、判断できませんでした。

過去に、炎を当てるとヒビが拡がる地金や、曲がらない地金や、曲げると折れる地金や、ロウが流れずロウ付けが不可能な地金を経験していますので、その可能性がゼロでは無いことをお伝えして、その結果GOサインを頂きましたので、お預かりしました。

本日、無事綺麗にサイズを大きく加工することが出来ました。

あとはヘラ加工でヤスリ傷を潰して、バフ磨きを施す工程などが残っています。

もうしばらくお時間をくださいね。

ネックレスをリングとブレスレットに

K18イエローゴールドのネックレスで、ご相談を頂きました。

グルグルっとしてみますと、このネックレスから5連のリングとブレスレットを作ると、ちょうど良いサイズで出来上がることが分かりました。

お預かりして制作加工致します。

ホワイトゴールド子持ちネックレス

電気に触れて溶け切れてしまったITALY製の子持ちネックレス。繋ぐ修理のご依頼を頂きました。

溶けて黒く潰れてしまったコマは外して、形の良いコマ同士を引っ掛けて、スムーズに動くようにロウ付け加工しました。

あとはトーチの炎で黒くなった部分の色を処理して綺麗にし、最後にロジウムコーティングのプラチナ仕上げをして色を同じ様にします。

銀のブレスレットのメンテナンス

シルバー925のブレスレットをお直しするご依頼を頂きました。

拝見しますと、引輪の隙間が閉じてしまって外すことが出来なくなっていました。

長さ調節用のアジャスター丸カンも変な形になっていて用をなしません。

チェーンの途中に宝石が入っていますので、こうなってしまった意味が分からず、お預かりしてからしばらく首をひねってみました。

曲がって潰れている引輪の形を直してみました。なんとか使えるように戻りました。

アジャスターを眺めていると、しっかりと括れていることが分かりました。なかなか解けてくれませんでしたが、元どおりにすることが出来てアジャスター丸カンとしてそのまま使えます。

あとは不足しているシルバー丸カンを大小2個用意して、ロウ付け加工して、ピカピカに磨いてブレスレットとして完成させます。

しばらくお待ちくださいね。

立爪リングをペンダントに

婚約リングのデザインが古くなり、背が高いのでリメイクのご相談を頂きました。

1カラットアップの大きなダイヤモンドですので、シンプルなデザインのペンダントトップになさいます。

不要になるリング古枠は重さを計って買取りし、代金からの差し引きが可能です。

素敵なペンダントに生まれ変わるのが楽しみですね。