バングルを小さく

お客様お手持ちのバングル寸法が少し大きいので、ちょうど良い大きさに加工するご依頼を頂きました。

バングル, リメイク, 加工

楕円形の円周を小さくして、開口部は同じ寸法に作り直します。

お客様の手首で実際にミリ単位で採寸して、これが良いという形を決めていただきました。

これから左右をカットして、肌に痛くないように丁寧に加工し、輝きを増すように磨きます。

そしてプラチナ仕上げ。

手首から落ちないようにきれいにリメイクして納品させて頂きます。

イニシャルピアスを片方制作

片方無くしたピアスを再現制作

ダイヤモンドピアスの片方が無くなってしまったので、同じように制作してほしい、というご依頼をお客様から頂きました。

お名前の頭文字で気に入られてとても大切にされていたお品です。
左上画像のようにキャッチ部分だけが残っています。

ブルーのハードワックスで同じ寸法に制作することにしました。

下部は、ワックスを金属にキャスティングできた時の画像です。

ホワイトゴールドピアス加工

1辺の寸法は7ミリに作っています。

加工工程の7割あたりまできましたので、あとは石座を作っていくことや、ポストの取り付けや石留めを行います。

その後、磨き仕上げやロジウム加工が待っています。

イニシャルピアス制作

ポストのロウ付けも完了し、ダイヤモンドも入って、9割方完成に近づいた時の画像です。

このあと最終仕上げを施してぴかぴかにし、お客様に納品させていただきました。

とても喜んでくださいました。

ご依頼くださりありがとうございました。

ジュエリーリフォーム/フルオーダー 岡田彫金工房



 

ブルーサファイアイヤリングとして

ダイヤモンド取り巻きのプラチナブルーサファイアイヤリングの片方が壊れてしまいお困りで、お直しのご相談を頂きました。

プラチナのイヤリング金具が無くなっていましたので、同じタイプをご用意させていただき、ロウ付け加工いたしました。

ブルーサファイアイヤリング

まず宝石を外してから、トーチで炙ってプラチナロウを融かし付けます。
向きと角度に注意して位置決めし、しっかりと固着するように合金をつくります。

炎の加工が終わると、元どおりに宝石を止め直し、全体を光沢仕上げして完了です。

イヤリングやピアスなどのセット物は、ワンセットでお預かりしますと仕上がり具合に差がでません。
修理加工ができた方も見本にお預かりした方もピカピカの新品のようになりました。

喜んでいただけました。

ご依頼くださりありがとうございました。

ジュエリーリフォーム/フルオーダー 岡田彫金工房



 

あこやパールピアスを

18金, 真珠, ピアス

真珠のピアス。

片方を失ってしまったので、と、同じようにもう片方を作るご依頼を頂いていました。

ほぼ同じ大きさで、色で照りで巻きでと条件の合うあこや真珠を探して、ベストな一粒でピアスに。

ダイヤモンドが真珠の横に並んでいますので、K18イエローゴールド地金でパーツの加工から。

4本爪は16金ロウで直径1.3ミリのパイプにロウ付け、金地金を熔かさないように気をつけます。

横バーには14金ロウで、ピアスポストの皿には10金ロウでロウ付けしています。

上手く加工できましたので、全体をきれいに磨いて、ダイヤモンドを石留めし、爪をメインに再度最終研磨を施して、パールを接着できると、完成。

納品待ちの段階に入りました。

いつもご注文くださりありがとうございます。

素材を熔解して混ぜて結婚指輪に

プラチナ, 熔解, マリッジリング

昨年末にご注文いただいたマリッジリングの制作が進んできました。

一旦光沢仕上げをして、出来具合いを確認している時の画像です。

このマリッジリングが特別なのは、お預かりしたお二人の大事なプラチナリングをルツボで一緒に熔かし混ぜた地金で、2本のマリッジリングに制作加工している、というところです。

ご来店くださり、デザインをご相談の上お決めになり、このプラチナ地金も使ってくださいと依頼される。

そして、それを実行して、お二人のオリジナルな素材をつくり、結婚指輪に作り上げていく。

そう出来るところがフルオーダージュエリーの良いところです。

既製品には存在しない価値があります。

とても値打ちがある結婚指輪です。

他には絶対に無い、お二人だけの大切な指輪に仕上がります。