オーダーメイドのタイバー

完成

オリジナルのタイバーが完成し、昨日納品させて頂きました。

ご注文くださり誠にありがとうございました。

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以下は作成の流れです

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画像のようなようなイメージのタイバーを作成するご注文を頂きました。

タイバーのデザインイメージ

シルバー製のタイバーに『HRC』の文字を彫金しました。


お客様が手彫りを希望されましたので、タガネと金鎚を使ってアルファベットを3文字彫っています。

タガネで文字を手彫り中です
ルビーの穴を2つ

タイバーの宝石を入れる位置に穴を開けました。

もう少し加工をすると最終段階です。

全体を眺めて確認中です

次は、少し手直しをしてから一旦ヤニから外し、綺麗に磨き、その後宝石を入れる工程に入ります。

炎を当ててヤニから外しました

タイバーを黒いヤニから外したところ。
まだところどころにヤニが付いていますので、これから薬品で溶かし去ります。

工程の8割位まできました。

クリップパーツはブラス製ですので金色をしています。
全体を同じ銀色にするために、最終的にプラチナ族のロジウムでメッキを施し、表面を硬く保護し色を整えます。


あとは石留めと照り出し研磨とロジウム加工です。

ルビーが入りました

点検中です。

ロジウム加工が完了しました。

綺麗に出来上がりましたので、ボタンに付けるチェーンを取り付け、完成です。

ネックレスお直し

丸カンを追加してロウ付けします

K18のロープネックレス。
丸カンの口が開いてしまい紛失し、引輪が外れてしまったので、お直しにご持参くださいました。

青い○印しの中の丸カンを追加して引輪を取り付け、赤い🔴印しのところで丸カンを2か所ロウ付けします。

綺麗にお直し致します。

お直し完了しました

K18ロープネックレスの丸カンをロウ付け。

丸カンの口が開いてしまってネックレスが首から外れ落ちないように、左右の丸カンの切断面をロウ付けで閉じました。

初めから丸カンの口がロウ付け加工してあり閉じてあれば、外れることは無いはずですが…。

例えば、抱っこしている赤ちゃんの手がネックレスに引っかかった時。

①元々ネックレスの丸カンがロウ付けされていない場合は、丸カンが伸びて口を開き、チェーンが首から外れてしまいます。
丸カンはチェーンに付いている場合と、外れ落ちて無くなってしまうこともあるでしょう。
でもチェーンが切れることは少なくて、まずそのようなことはない…。

②ネックレスの丸カンが元々ロウ付けで閉じてある場合は、丸カンは安全で、チェーンも切れないで首から外れることはないでしょう。
でもチェーンが細い場合はどこかが切れるかもしれません。

元々丸カンがロウ付けされている時は、初めからロウ付け代込みで販売されているのでしょうね。
ロウ付けされていない場合は、その分がお安いのでしょうね。

どちらが良いのでしょうか…

ケースバイケースで、痛し痒し、ですね…。

パールテンションリング

パールが外れました

以前4ゲージアップのサイズお直しを承った南洋パールのテンションリング。左右から真珠をギュッと挟み込んでいるデザインです。

加工してから3年が経過しているのですが、指に着けていた真珠を触っていると指輪から外れたそうです。

真珠を持って外側へ引っ張るとか、リングを左右に広げるようにすると外れてしまいますね。

お預かりしたこのリングの南洋真珠をしっかりと嵌め込んでから、K18イエローゴールドをピカピカに磨きます。

加工完了しました

小傷をヘラで潰してから、ピカピカになるように照り出し加工をしました。

南洋真珠を固定して、メンテナンス完了です。

プラチナリングを美しく

ダイヤモンドリングを磨き仕上げ

いくつかのご注文を頂き、出来上がったお品を先にお届けいたしまして、富山県のお客様にメッセージを頂きました。

『 先程、無事に受け取りました。
とても丁寧に仕上げていただき
身につけて感動しました。
ありがとうございます😊
大切に、末永く愛用いたします。

ペンダントの制作もよろしくお願いいたします。楽しみにしております。』

ご注文くださり誠にありがとうございます。
嬉しいお返事をくださり感謝です。

ペンダントも綺麗に着け心地良くお創りして納品させて頂きます。
どうぞ宜しくお願い致します。

有難うございます。