オリジナルチタンペンダントの受注制作

チタンの棒を予定寸法の角棒に鍛造開始

チタンを鍛造して棒に加工

昨年末に、インターネットでチタンのペンダントネックレスとリングの制作をご相談くださり、ご注文くださいました。

棒状の長いペンダントトップを創りますので、鍛金加工して緻密なチタン素材を作っています。

金鎚で何度も叩き、チタンを長く伸ばして角を立たせます。


ほぼチタン角棒ペンダントに出来ました

ハンドメイドチタンペンダント

鍛造して棒状に作ったチタンで、丸カン付きの棒状面取りペンダントが出来あがりました。

丸カンは本体に後から溶接したのではなく、元々本体だった所を彫刻して形を作り出しました。

どこにもない手作りジュエリーの加工を何十年も前から実行しています。

このあとは、ダイヤモンドを入れていきます。

完成

K18真珠テンションリングのサイズ縮め

ゴールドリングのサイズお直しを承りました

イエローゴールドのパールリング

すごく太いゴールド指輪のサイズお直しを承りました。

お客様がお帰りになられてから、どのように真珠が石留めしてあるのかとルーペであちらこちらを確認しても、芯棒がロウ付けしてある様子も無いし、接着留めの痕跡も無いし、それでも真珠は動かないようにしっかりと止まっているし、不思議に思いました。

もしかすると…、と、隙間を広げてみると、真珠が外れました。

つまりこれは、左右からガッチリと真珠を挟み込んであるテンションリングだったのです。

炎を当てて地金が鈍ってしまうと、高いテンションが維持できなくなります。

これは難問です。

どのような方法でサイズお直しをするかを思案中です。正月休みに最良の方法を考えたいと思います。

テンションリングのサイズお直しできました

サイズを縮めてギュッと挟み込んだ真珠

2021年の最初にサイズお直しに加工した指輪は、ゴールドのテンションリングでした。

年末に、どのように真珠が止めてあるのでしょうね、とりあえずサイズ縮めにお預かりいたします、と承りましたので、お約束の日までにサイズ直しをいたしました。

初めに手に取って調べると、真珠はガッチリと止まって動きませんでした。半球の中で5ミリほどにも芯立てをしてあると後から真珠を嵌める方法がありませんし、ルーペで調べても接着剤で留めてある様子は見受けられませんでした。

真珠を左右からギュッと挟んで押さえ込んであるだけの仕様ということが分かりました。

腕の幅や厚さは普通の指輪の2倍位あります。キャスティングで制作してある指輪ですので、ここまで太いと曲げることにも苦労しますし、叩くとひび割れたり無理やり力を加えると折れたりします。

難しい加工になりそうでしたが、角度と寸法を計算してから加工し、ほぼ真円に4サイズ縮めることができました。

最後に真珠をガッチリと嵌め込むことも無事完了しました。

これで明日の納品はバッチリです。

0.11ミリの金線を金ロウ付け

K18イエローゴールドの切れた鎖を繋ぎました

K18アズキネックレスが切れて使えないので、と修理のご依頼を頂きました。

チェーンの一コマの大きさは、縦の寸法が1ミリほどでした。

一コマを形作っている18金線の太さは0.11ミリ位です。

切れた個所にフラックスを塗り、金ロウを置いて、ピンセットで挟んで、ガスバーナーでロウを溶かしてロウ付けしました。

ちょうどロウ付けが済んだ直後に撮った画像です。

これを磨いて、洗浄して完了です。

ネックレスは滑らかに動いて元通りに使うことができます。

#ジュエリー #ネックレス #チェーン #ロウ付け #リペア #修理 #K18 #ゴールド #制作 #加工 #岡田彫金工房 #インターネットオーダー #兵庫県 #姫路市 #姫路 #岡田 #彫金 #工房 #リメイク #リフォーム

ペンダントのリメイク工程を

今回のK18ペンダントのリメイク工程抜粋

ラピスラズリのネクタイピンをペンダントトップにリメイクするご依頼を頂いていました。

ネクタイピンからは、まずラピスラズリを外します。それから、裏の針をカットして、切り口や元のロウ付け跡を平らに綺麗に加工します。

周りをダイヤモンドで取り囲むデザインにしますので、K18ゴールド地金の準備をします。

地金の目方計算をして、必要量をルツボで熔かしてあけ型に流し込み、角棒を作り、金鎚で叩いたりして予定の幅と厚さと長さにします。

ヤスリ掛けする部分を計算に入れながら楕円形に曲げて、端をロウ付けします。

花模様のようなタイピンの形にピッタリに合うように、楕円形のK18地金の内側をヤスリ加工します。

ちょうど良く加工出来れば、タイピンだったものと楕円形だったものをロウ付けして一体化します。

ダイヤモンドの入る位置を決め、下穴を開けていきます。位置が良ければダイヤモンドの直径にまで穴を広げ、深さもダイヤモンドに合わせます。

方法は色々あるのですが、今回はこの段階で外側を花模様のようにヤスリ加工しました。

その後、ペンダントトップとしてチェーンが通るように、バチカンをロウ付けして取り付けます。

そして、ヤニで固定して、タガネでダイヤモンドをひとつずつ彫り留めしていくところまでの画像です。

#ジュエリー #ジュエリーフルオーダー #オーダーメイドジュエリー #ジュエリーリフォーム #ジュエリーデザイン #K18 #リペア #リメイク #リフォーム #インターネットオーダー #ダイヤモンド #ペンダント #制作 #修理 #加工 #岡田彫金工房 #兵庫県 #姫路市 #姫路 #岡田 #彫金 #工房

プラチナマリッジリングもうすぐ完成

鍛金加工プラチナマリッジリング

先月お二人でご来店くださり、プラチナ製リング制作のご注文をくださいました。

美しいプラチナ地金を金鎚で硬く叩き締め、継ぎ目がないように特別に制作しています。

内側の文字も入りましたので、あとはダイヤモンドを入れて、最終仕上げを施しますと完成です。

#プラチナマリッジリング #オーダーメイド #鍛金加工 #鍛造 #ダイヤモンド