ホワイトゴールド時計バンドお直し中です

ホワイトゴールド時計バンド

ホワイトゴールド時計バンドの幅の8割くらいが千切れていますので、一番端のコマだけをロウ付けで固めた時の画像です。

全体がしなやかに動くようにとのご希望をいただいていますので、ロウ付けで固めてしまってもなんとかそうなるようにしようと奮闘中です。
いろいろと手を加える箇所がかなりありますので、やり甲斐があります。

マリッジリングの制作と手彫り文字入れとプラチナダイヤモンドリング枠の爪加工などと並行して進めています。
今しばらくのお時間を、よろしくお願いいたします。

この秋はなぜか多忙でブログ更新頻度も少しペースダウンしています。
もうすぐ元のようにしたいと思っています。

プラチナのダイヤモンドタイバーを

プラチナダイヤモンドタイバー

かしめてある軸をタイバーの折れた金具から抜くために15分ほど格闘しましたが、抜けません。

別の選択肢として、ドリルで軸だけを削りました。

抜けない原因は、バネの内側で軸が曲がっているからでした。

硬いホワイトゴールドのパーツが使ってありますので、ロウ付けした後、ロジウム仕上げをします。

きれいにお直しが完了しました。

このような修理品の場合、ピンセットや爪で挟んで一時間苦労しても中のバネを上手くはめ込むことは出来ませんので、この作業をする時には工夫が要ります。

なんでも分かれば簡単。知れば簡単。気づけば簡単。

カラゲ線でバネを閉じておいてから、はめ込んで、後からカラゲ線をほどきます。

目からウロコのテクニックです。知らなかった方はお試しください。

ボールチェーンのデザインネックレス

K18ボールチェーンデザインネックレス

ずっと以前にお買い上げいただいたデザインネックレスが一か所切れたので、お直しにお預かりしていました。

イエローゴールドの赤い丸印あたりがロウ付けか所です。
隣同士のボールとボールをロウ付けしてつなぎました。

昔はボールの直径が1.5ミリとか1.2ミリが普通でしたが、最近は0.8ミリとか0.7ミリとかの大きさが
一般的になっています。

ボールチェーンのロウ付け修理の方法はいくつかあります。

ボールの口が開いてしまっている場合や、ボールの穴が大きくなってしまっている場合や、ボールがつぶれている場合や、軸が曲がって抜けている場合や、軸が折れてしまっている場合や、軸が無くなっているなどのケースがあります。

条件がさまざまに違いますので、隣同士のボールを直接ロウ付けする時や、口の開いた片方のボールの口を閉じてからそのボールの口だけをロウ付けして軸は動くようにする時や、軸をはめ込んでから穴を小さく締め付けることで元どおりになるように修理することもあります。

他からもまだ何種類かのボールチェーンのデザインネックレスお直しをお預かりしていますので状態をよく確認してから対処します。

ロウ付けとスライド金具

切れたチェーンのロウ付け

チェーンが切れたのでと、ロウ付け修理のご依頼をいただきました。

繋ぐ箇所に小さなロウを置いて、炎を当ててロウ付けをしています。

長さ調節用のシリコーン入りボール金具は、向きを間違えないで取り付けてあるべきですが、これはゆるい方向に取り付けてありましたので、ロウ付け前に左右を入れ替えました。
そちらの写真は撮り忘れましたが…。

チェーンをロウ付け修理

赤丸の方向が鋭角であるべきで、黄色丸が鈍角になっています。
これでペンダントトップの重さにも耐えてシリコーンが滑らないで使えます。

メーカーによっては直角に付いている金具もあります。
その場合は向きは関係なくなります。

Ptぶら下がりピアスを

プラチナのダイヤモンドピアスが壊れてしまったのでと、お直しのご依頼をいただいていました。

片方はブラブラ下がっているパーツのマルカがン完全にもぎ取れて、もう片方は曲がってヒビが入っていました。

プラチナダイヤモンドピアス

ロウ付けのテクニックできれいにお直しできました。

プラチナダイヤモンドぴあすロウ付け

マルカンの内径が0.9ミリで中を通る軸の直径が0.6ミリでしたので、隙間は0.3ミリです。
うまくロウ付けしないと全体がくっ付いてしまって、ブラブラとは動いてくれなくなってしまいます。

くっ付いてしまうと、新しくパーツを作ってフルオーダー品と同じ初めからの加工をすることになります。
これはやり直しのきかない一発勝負の大仕事です。

で、左右ともうまくロウ付けできましたので、磨いて、きれいに完成しました。