水晶ネックレスのお仕立て

糸が伸びてきたので、長さをいくらか長くして、クラスプを交換するお仕立て直しのご依頼を頂きました。

グリーンアゲートを挟んだデザインの涼しげな水晶ネックレスです。

この撮影の後、ネックレス全体を綺麗に洗浄しました。

クラスプには象牙が使われていますので、シルバー製で使いやすい突き刺しタイプクラスプと交換します。

新しくご用意した水晶を追加して、ワイヤー仕立てでおつくりし、納品させて頂きました。

ご注文くださり誠にありがとうございました。

水晶ネックレスにトルマリンを

水晶のネックレスを長くするご依頼を頂きました。

カットしたピンクトルマリンを間に入れることで、70センチ余りのロングネックレスにお仕立て致します。

ピンクのトルマリンはバランスを考慮して数を調節し、ホワイトゴールドのボールもアクセントとして追加しています。

可愛らしさが加わり、とても素敵な美しいネックレスに出来上がりました。

喜んで頂いた天然石ネックレス

お客様のイメージに合わせて創作させて頂いたオリジナルデザインの天然石のネックレス。

着けて外出されると評判も良く、とても喜んでくださっています。

今日はお店にお立ち寄りくださり、そのようなお話を伺いました。

嬉しくて写真を撮らせて頂きました。お洒落で良く似合っておられます。

いつも有難うございます。

イスタンブールのホテルで

トルコにご旅行されてお買い求めになられたネックレス。
イスタンブールのホテルでとても美しく輝いていました。

いつも着けられていると、1か所が折れて使えなくなってしまったので、お直しのご相談にお持ちくださいました。

宝石をうまく外すことが出来ればロウ付けして修理することが可能です、とお答えして、きれいにお直しいたします、とお預かりしました。

首元に添うようにきれいに作られているネックレスです。

正方形のネックレス用の大きな宝石箱に仕舞われているのに、24か所のうちの1か所で、宝石を伏せ込んである板地金が剥がれ千切れてしまっています。

ここを元通りに直すために、まず宝石を外すところからスタートします。

隙間に薄い工具を差し込んで少しずつ板爪を起こしていきます。
0.3ミリの厚さですので、無理をすると板爪が伸びてしまったり切れたりします。
宝石にも傷をつけないように慎重に加工作業します。

宝石を無事外すことが出来ると、次はカシメ部分の軸を外します。
丸棒ではなくパイプ状の軸が入っていますので、作業にはかなり困難が伴います。

それもうまく外すことが出来ると、ようやくロウ付け加工の段階です。
スターリングシルバーの厚さが0.3ミリと薄いですので、0.1ミリずれても3分の1以上のズレになります。位置決めが難しいです。
ロウ付け温度も大切で、炎の調節を慎重にしないと薄い板地金が融けてしまいます。

ロウ付け時の画像は、加工工程中の微妙な隙間に 0.何ミリかの小さな地金を追加ロウ付けしている時のものです。

きれいにロウ付けできて、宝石の石留め加工も終わると、次はカシメ加工です。

それぞれの工程で、磨いたり洗浄したりの作業工程を挟んでいます。

最終的に、全体をブラシ仕上げしてお直しは無事完了です。
美しくできました。

納品も済み、喜んでいただけましたので安心いたしました。
ご旅行の楽しい思い出が、またいつまでも続きますように。

リングやペンダントなどのジュエリーのお直しも上手くきれいにできると思いますので、またいつでもご用命くださいませ。お待ちしております。

ジュエリー メンテナンス / リフォーム 岡田彫金工房



 

T-necklace

オリジナル チタンチョーカーネックレス

まだインターネットが一般的でない1990年代前半に制作したチタンのオリジナルチョーカーネックレス。

独特の鍛造技術や加工方法により、肌に優しくとても硬いチタンを肉厚で柔らかなイメージのジュエリーに創りあげています。

 

チタンチョーカーネックレス
スズラン
デジタルカメラも一般的ではなく、ガラケーでの写真もありませんので、一眼レフの銀塩カメラで撮影して紙にプリントしたものを古い時代の機材で再撮影した画像です。1993年。

一つのデザイン画で 一つの作品しか作らず、細部まで心をこめて注意深く手作り加工しています。
どこを探しても手に入らない完成度の高いコレクションとしていつまでもお楽しみください。

 

ダイヤモンド チタンチョーカー ネックレス
そよ風

2017年創作のチタンチョーカーネックレス

ダイヤモンドが3個入っています

 

オリジナル ハンドメイド チタン チョーカー ネックレス
Titaniumの宴

美術協会展出品作品 2017年