形見の南洋真珠をリメイク

プラチナ南洋真珠リングをペンダントに

形見の南洋真珠の指輪を、デザインそのままにペンダントトップにリメイクするご依頼を頂いています。

まずは南洋真珠を外して、構造を確認します。

手作りのプラチナ指輪ですので、細かい唐草模様などのパーツも全部ロウ付けでくっ付けてあります。

リングの肩の辺りからどのように腕部分を外していくのか、を検討します。

指輪の背を低く

透かし部分を取り去ります

少し背が高いので、透かしの所をカットして使いやすい形にリメイクするご依頼を頂いています。

サイズのお直しも承っていますので、先にそちらの加工を済ませてから、宝石を外して、バランスを見ながらリメイクしていきます。

ダイヤモンドを追加

リングが開いてダイヤモンドがありません

エタニティリングが切れたようになって、ダイヤモンドが1個外れて無くなっているのでお直しにお預かりしました。

ノコ刃で切ったような跡もないので、ロウ付け個所が自然に弱って開いてしまったようです。

その時に横のダイヤモンドも緩んで外れ落ち、無くなってしまったようです。

しばらくお時間を頂き同じ大きさで同品質のダイヤモンドをご用意して、ロウ付けと石留めと仕上げ磨きの加工をします。

荒波のデザインリング

波のデザインリング

20年前、他県からパソコンに届いた1通のEメール。

チタンでオリジナルのマリッジリングを創って欲しい、というご相談でした。

金銀銅プラチナ以外の素材で作られた指輪はとても珍しい時代。当時は岡田彫金工房だけがチタンのマリッジリングを受注創作していました。

荒波の海のようなデザインの指輪。世界にひとつ、ワンセットだけの独創手作りチタン結婚指輪のオーダーです。

綺麗に制作できて1か月後発送納品し、とても喜ばれた思い出があります。

そして、今回はパソコンで、同種のデザインのリングをハンドメイド。

シンプルだけれど複雑。つるんとしていて着けやすい。色もいろいろ。パターン化された形もいいけれど、思いがけない形も面白い。

夕食の後はパソコン三昧。