
チタンマリッジリングのサイズ直しがほぼ加工できてきました。
初めは8号でしたが、ピンクダイヤを付けたまま内側を削らずに10.5号にしています。
この30年間、普通の技術としては主に内側を削ることでチタンリングのサイズを大きくしてきましたが、今回は今まで使ったことのない新しい方法でサイズ直しを行いました。
この後は、11号になるように微調整して仕上げていきます。
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チタンマリッジリングのサイズ直しがほぼ加工できてきました。
初めは8号でしたが、ピンクダイヤを付けたまま内側を削らずに10.5号にしています。
この30年間、普通の技術としては主に内側を削ることでチタンリングのサイズを大きくしてきましたが、今回は今まで使ったことのない新しい方法でサイズ直しを行いました。
この後は、11号になるように微調整して仕上げていきます。

宝石が緩んでいないかどうか確認して欲しい、とお持ちになられました。
お預かりして色々と確認して見ましたが、プラチナ地金で周りからしっかりと伏せ込み留めをしてあります。
トルマリンは落ちて無くなりそうにはありませんので安心してお使いください、とお話しすると、ではピッタリサイズで使いたいのでサイズ直しをしてください、と改めてお預かりしました。
ダイヤモンドもしっかりと止まっています。綺麗にお直しが出来ました。

ルビーリングのサイズに合わせて、ダイヤモンドリングを小さく加工するご依頼を頂いています。
サイズ直しが済むと、2本のプラチナリング共新品の様に綺麗にピカピカに加工します。
その時の主な使用技術はヘラ加工です。

パールリングのサイズお直しを承りました。
お預かりしてから加工前に指輪全体を眺めていますと、サイズ直しする部分が一番薄いプラチナ地金になっています。
ここでカットして追加地金を数ミリ挟んでも、厚さ1ミリ以下の薄いリングの部分が長くなるだけですので、もっと厚い位置で1センチ余りの長さを追加加工することにしました。
綺麗に丈夫にサービス加工出来、お客様も喜んでくださいました。
ご注文くださり誠にありがとうございました。

K18のダイヤモンドリングのサイズを大きくするご相談を頂きました。
指輪を拝見しますと、大振りで上部はドーム型の空洞になっていて、下部のシャンクは幅広の肉厚です。
13サイズ大きくするには内径を4ミリほど拡げなければなりません。
指輪の3分の2を占めるドーム部分は0.4ミリの厚さです。とても薄いドーム部分の形を凹ませずに、また指馴染み部分に亀裂が入らないようにリングサイズを大きくすることはかなり困難です。
とりあえず出来るだけのことをしてみましょうとお受けし、加工をスタートしました。
右上画像は追加のK18イエローゴールドを用意したところです。
左中の画像は、すでに過去にサイズ直しした跡があるかどうかを確認するために、軽く火で炙った状態です。銅が酸化して黒く変色しています。サイズ直し跡はありませんでした。
右中はかなり工夫して指輪の直径を4ミリほど広くして、そのカーブに合わせて追加地金も曲げた画像です。
左下は金ロウでロウ付けを済ませた画像で、右下は形を整え終わった画像です。
無事に13サイズ大きく出来ましたので、このあとは研磨の工程に入っていきます。