プラチナネックレス

以前に引輪の調子が良くなくて、新しい6ミリの引輪をご用意して付け替えたプラチナネックレス。

アジャスタカンに引輪を通し使用され、後で首から外そうとするとなかなか外れずお困りで、ネックレスを着けたままご来店になられました。

お客様の首の後ろ側で外そうとしばらく苦闘しましたが、知恵の輪のようになってしまっていて、なかなか外れません。

結局、丸カンを開いて外しましたが、この写真のようになっていました。
どうすればこの状態になるのか、再現が難しいです。

隙間の大きさやパーツの大きさが原因のはずなので、引輪を7ミリのものに交換することにしました。
今までよりも使いやすいと思います。

お手持ちのシルバーペンダントのバチカンにネックレスの中折金具が通りません。
バチカンなどを大きくリメイクするご依頼を頂きました。

全体の新品加工仕上げも行います。

ご自身で工夫してチェーンが通るように試されましたが、バチカンにキズが付いたのでと、肉盛りを依頼されました。

その箇所をお直ししてからバチカンの寸法を長く加工しました。

ネックレスの金具がスムーズに通るようになったので、バチカンなどを綺麗に磨き、ペンダント本体の傷取りや照り出しなどの加工をし、最後に一部分の燻し仕上げを施してお直しが完了しました。

ご注文くださり誠にありがとうございました。