ゴールドコンビネックレス修理

切れている所をロウ付け

K10のコンビネックレスが切れてしまったのでロウ付けしてください、とご来店くださいました。

拝見しますと、ひとコマが切れて口を開いてしまっています。

隣のコマと固まってしまうようなロウ付けをしないで、ひとコマずつが滑らかに動くようにお直しを承りました。

地金は厚さ0.13ミリで幅1.0ミリの個所で切れています。

ボールチェーンお直し等完了

0.2ミリほどをロウ付けしました

軸とボールの片側だけを熔着しました。

一か所だけ固まりました

ボール同士が固まって付かないで、ボールと軸の片側だけにロウが流れて上手くできました。

綺麗に出来上がり

修理個所も滑らかに動いて違和感なく使用できますので、お客様に喜んで頂けました。

ご依頼くださり誠に有難うございました。

切れたボールチェーンのお直し

一か所切れています

ゴールドのボールチェーンが切れて使えないので、と、修理にお持ちくださいました。

拝見しますと、所々に赤や黄色の樹脂がカラフルで綺麗なネックレスです。K10ゴールドのボールの穴が大きくなってしまって軸が抜けたようです。

下の画像のように滑らかに動くようにお直ししたいと思います。

(加工前に予定を書いてしまいました)

ベネチアンネックレスロウ付け

一か所千切れています
ロウ付け修理できました

一か所が引き千切れてしまったプラチナのベネチアンネックレスをお預かりしました。

修理個所が分からないように、自然に滑らかに動くように、綺麗にロウ付け修理いたしました。

以下が修理工程です。

0.7ミリ幅のプラチナベネチアンネックレス

隙間にちょうど入る体積のプラチナロウを、バーナーの炎で融かし込みました。

時計バンドをロウ付け修理

ロウ付け補強しました

ステンレス腕時計バンドのパーツを外した後、ロウ付け修理をしました。

初めに、丸いパイプ状に形を戻してからロウ付けでパイプを閉じました。

左右の端が擦り切れていますので、ステンレスを足してここもロウ付けで補強しています。

長年使われて擦れた軸はほぼ半分の太さです。
今後の使用中にどこかの箇所が千切れてくるかもしれませんが、今回の修理箇所は大丈夫と思います。

この後の工程は、黒く酸化したステンレスを綺麗にしたり、ヤスリ加工で形を整えたり、磨いたり、その後そっと注意深く組み込み作業をしていきます。