ベネチアンネックレスロウ付け

一か所千切れています
ロウ付け修理できました

一か所が引き千切れてしまったプラチナのベネチアンネックレスをお預かりしました。

修理個所が分からないように、自然に滑らかに動くように、綺麗にロウ付け修理いたしました。

以下が修理工程です。

0.7ミリ幅のプラチナベネチアンネックレス

隙間にちょうど入る体積のプラチナロウを、バーナーの炎で融かし込みました。

時計バンドをロウ付け修理

ロウ付け補強しました

ステンレス腕時計バンドのパーツを外した後、ロウ付け修理をしました。

初めに、丸いパイプ状に形を戻してからロウ付けでパイプを閉じました。

左右の端が擦り切れていますので、ステンレスを足してここもロウ付けで補強しています。

長年使われて擦れた軸はほぼ半分の太さです。
今後の使用中にどこかの箇所が千切れてくるかもしれませんが、今回の修理箇所は大丈夫と思います。

この後の工程は、黒く酸化したステンレスを綺麗にしたり、ヤスリ加工で形を整えたり、磨いたり、その後そっと注意深く組み込み作業をしていきます。

コンビマリッジリングをお直し

プラチナとゴールドのコンビリング

40年前のマリッジリングが引っかかるようになり、お直し出来るかどうかのご相談電話を頂きました。

ご持参くださいましたので拝見しますと、ロウ付け箇所が外れていることが分かりました。

18金とプラチナの大切なコンビネーションリングですので、お預かりして、汚れを洗浄後に綺麗にロウ付け修理をしてから形を丸く直し、ヘラ加工で小傷を潰し、バフ仕上げで照りを出して、洗浄と乾燥と検品を済ませて、完成です。

ご依頼くださり誠に有難うございます。

シルバーリング修理完了

切れたワイヤーの個所を加工

シルバーの2連リング。フリーに動くシルバービーズを止めていたスチールワイヤーが切れて、ビーズがバラバラになったので、と修理にお持ちになられました。

切れたスチールワイヤーは修理出来ませんので、代わりにスターリングシルバーで直径0.4ミリの丸線を作って、全部のビーズに0.5ミリの穴を開け、丸線に通して、リング本体にロウ付けしました。

紛失されていたビーズは数個新しく作りました。

ランダムなヘアライン仕上げをご希望でしたので、ピカピカに磨かないで、お預かりしたそのままの表面状態で、ラインの仕上げだけを最後にしました。

銀のリング修理完了しました