ルビーペンダントをリメイク

一見あまり変わりませんが

リングをリメイクされたルビーのペンダントトップ。
オメガネックレスにつけると歪んで見えてしまうので、なんとかなりませんか?と、ご相談くださいました。

プラチナ線で作られたバチカンの左右のバランスと、ネックレスがペンダントに付く前後の位置と、テーパーダイヤモンドの角度と、俯いてしまう全体の重量バランスなどをお直ししました。

ルビーの石座を可能な限り低くして、上部のテーパーダイヤモンドの角度を変えて、オメガネックレスがペンダントの裏側に当たる位置を変えて、バチカン用の2本のプラチナ線の位置と曲がり方を変えて、ペンダント後部に重量が移動するように左右のバランスを整えました。

ペンダントのほぼ全体を加工し直して、ようやく真っ直ぐに近くなりました。

ネックレスを太くしました

シルバーロングネックレスを新しく

チェーンが切れるたびに何回もロウ付けでお直しするご依頼を頂いてきました。

素材が古くなり弱くなっているようですので、今回は新しいシルバーネックレスにリメイクすることになりました。英国のお客様のお品です。

そこで、今までよりも一回り太いネックレスをご用意して、長さは元の長さと同じで80センチ以上にお作りしています。引輪もバネがしっかりとした新しいパーツをご用意。

丸カンは口が開かないように全てロウ付け加工で口を閉じ、ロングネックレスには、もう色が黒く変色しないようにロジウム加工を施しました。

トライアングルのペンダント部分はロジウム加工時の熱でヒビが入らないように、熱を伴わないコーティングを施しています。

これで万全ですので、安心してお使いいただけます。ご依頼くださり誠に有難うございます。

ゴールドロープネックレスを

千切れたロープをロウ付け修理

18金のロープネックレスが引っ張られたように千切れています。

お直しを承りましたので、一部分が固まってしまわないように注意深くロウ付け修理作業をしました。

滑らかに動くように上手く加工が完了しました。

Goldネックレスロウ付け修理

切れた個所を滑らかに繋ぎます

ダイヤモンドのゴールドネックレス。1か所切れていますのでお直しにお預かり致しました。

チェーンの幅は0.6ミリで、ひとつずつの小判型のコマは太さ約0.2ミリの金線です。

コマが細長く伸びてしまっている所が10センチ近くあり、棒状に固まったようになっていますので、それもサラサラと動くようにお直ししなければなりません。