シルバーネックレスロウ付け

切れた箇所をロウ付けで繋ぎました

silver 925のネックペンダントが切れたのでと、ご相談のお電話の後ご持参くださいました。

拝見しますと、ロジウムメッキ付きのネックレスでした。コマのロウ付けの口が開いて一か所が切れています。

こういう場合は、コマをはめ込んでから銀ロウでロウ付けして、磨いて、その後ロジウムメッキを施します。

ロウ付けした後に確認している時や、そっと磨く途中に他の所も切れてしまいましたので、合計4個所ロウ付けしました。どうもネックレス全体のロウが枯れてきて弱っている様子です。

とりあえず全体にロジウムメッキを施して綺麗に輝かせます。

ステンレス時計バンドの修理

ステンレスのバンドが切れています

かなりお使いになられたブランドウォッチ、パイプだった所が擦り切れ、広がって軸から外れてしまい、パイプの形に戻るようにロウ付け修理のご相談を頂きました。

ステンレスをロウ付け修理することは10年以上承っていなかったのですが、ここならなんとかしてくれるはずと聞いたので、とご来店くださいましたので、とりあえずお預かりいたしました。

ステンレスは火で炙ると酸化して真っ黒になりますので、バンド本体から修理するパーツだけを外しました。

あとは、今後の作業になります。

ラピスラズリ完成

ロウ付け工程

お預かりしたのカフスボタンから、ラピスラズリが割れないように注意深く外します。

宝石が欠けたりゴールドの爪が折れたりすることなく、無事に石外しの工程が済みました。

捻り線が折れ外れている所にロウを置いて、バーナーで溶かしつけます。10金は18金よりも融点が低いので、本体が溶けないように気をつけます。

炎で黒く焦げた地金は、酸で洗って綺麗にしてから次の工程に移ります。

これから石留めです

ラピスラズリを元の位置に納めて、4本の爪を倒し慎重に石留めをします。爪が加工硬化している場合や、起こした時点でヒビが入っている場合は、曲げ直した段階で爪が折れてしまうこともあります。その時はまた石を外して、爪のロウ付け加工をすることになります。

枠修理、終了

無事に石留め工程も完了して、磨き仕上げを施し、完成しました。

お客様がとても喜んでくださいました。

曲がったプラチナリング

形を元通りに直していきます

曲がって潰れて千切れたプラチナのデザインリングをメンテナンス。

形を整えてから、千切れた所をロウ付け。

凸凹になっている地金表面をヘラ加工でピカピカに。

最後は布バフで磨いてさらにソフトに照り出し仕上げです。

ゴールドブレスレット修理

手作りのゴールドブレスレットをお直し

ハンドメイドされた18金のブレスレットの修理です。

折れている個所を金ロウで融かし付けてお直しする場所の近くにヒビ割れもありますので、2か所をロウ付け加工しました。

ゴールドブレスレットの全体を綺麗に照り出し仕上げして完成です。