お手持ちのプラチナマリッジリングなどをガスバーナーで熔解中です。
ゴールドは1000度余りの温度で、プラチナは2000度近い温度で融かします。

叩き締めると丈夫な指輪に出来上がります。

分厚くて幅の広いプラチナリングに加工できました。
ここから、ヤスリ加工でお約束の寸法と指輪サイズにして、ヘラ加工を繰り返してさらに地金を硬くして、その後表面の模様加工に入ります。

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お手持ちのプラチナマリッジリングなどをガスバーナーで熔解中です。
ゴールドは1000度余りの温度で、プラチナは2000度近い温度で融かします。
叩き締めると丈夫な指輪に出来上がります。
分厚くて幅の広いプラチナリングに加工できました。
ここから、ヤスリ加工でお約束の寸法と指輪サイズにして、ヘラ加工を繰り返してさらに地金を硬くして、その後表面の模様加工に入ります。
形見のお品なので、デザインは変更しないでリメイクするご依頼をいただきました。
片方の中石が外れ落ちて無くなっていますので、ルビーのペアとして空いたところにブルーサファイアを入れることになりました。
メレダイヤの入っているところには部分的にカラーストーンをお入れします。
指輪の形を丸く直してから、ご希望のリングサイズに加工し直して、ブルーサファイアを取り巻く枠を作るために、プラチナ地金を融かしました。
ゴールドは1,000度余りで融けますが、プラチナは2,000度近い温度に昇温して熔解します。
熔解中に表面張力で丸餅状に固まったプラチナ地金を放冷し、それを金鎚で叩いて棒状にし細長い板状に形作ってから、サファイアの円周に合わせて曲げ、リング本体にロウ付けしていきます。
ブルーサファイアを石留めするための楕円形のプラチナ枠を制作した時の画像です。
この後、他に8ピースの予定でカラーストーンを散らばせて入れる予定です。
可愛いく、とお伺いしましたので、ピンクとブルーとレッドとグリーンのような淡くカラフルな宝石を選んでいます。
カラーストーンを入れる場所を探していますと、リングをかなりご使用になられている様子で、どこかにぶつかってしまったと思えるダイヤモンドにヒビが入ったり欠けたりしていました。
そのダイヤモンドを外して、空いた穴に別の宝石を入れます。
また、メレダイヤの爪が潰れて平らになってしまっていますので、全部の爪を丸い感じに作り直します。
四角く鋳込んだ18金地金を、金鎚で叩いて丸くしました。
赤い矢印の箇所のようにバリが出てしまうと、このまま叩いても紙のように薄くなって、あとで剥がれて窪みになってしまいますので、これは削り取ります。
(このように、本体からヤスリで削り去るしか方法がなくなって、少量の粉になってしまうものなどが「ヘリ」になります)
あとは表面と裏面と平坦に加工して、縁を磨きます。
前処理した純金をルツボに入れてフラックスを乗せ、ガスバーナーで熔解しました。
融けきって丸餅状になった純金からガスバーナーを外して、しばらく待つと温度が下がって固まります。
ルツボに接していた裏側からはガスが抜け切らなくて、満月のクレーターのようになっています。これを綺麗な平らに融かし加工してから板地金に鍛金加工していきます。
K18チェーンの2コマから平打ちリングを制作するご注文を頂きました。
角棒地金を平らにして、丸く形作ってサイズを合わせ、ロウ付けを済ませた後に削ったり磨いたりして、完成させました。
納品時に確認していただくと、平打ちタイプなので地金の減りがほとんどなくてとても喜んで頂きました。
ご注文くださり誠にありがとうございました。
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(記事のアップロード順序が以下と逆になっています)
とても太い18金のブレスレットから2コマを外してリングを作るご注文を頂きました。
地金をルツボで熔かしてから、開け型に流し込み固めて、金鎚で叩き締めます。
左下の板地金が金色が少し白っぽく見えるのは、この時点では表面が硫酸肌になっているからです。中はゴールドの色です。
右下は、ローラーで均一な厚さに伸ばした所ですが、幅も厚みもリングの予定寸法より少し大きめにしています。
このあと、丸いリング状に曲げて、サイズを合わせ、端をロウ付けし、制作を進めていきます。