南洋真珠ペンダントの芯を

芯を抜きました

ゴールドペンダントに付いていた南洋真珠が外れてしまったので、というご相談をいただき、修理にお預かりしました。

南洋真珠の中に接着された軸が入ったままでしたが、1ミリほど先が出ていましたので、工夫してオレンジ色矢印の穴から上手く抜くことができました。

次にすることは、ペンダント本体の赤矢印の穴の位置に軸をくっ付ける加工です。

その後、南洋真珠を本体に固定します。

2色の南洋真珠リングをメンテナンス

ゴールドとホワイトの南洋真珠

フリーサイズの南洋真珠リングです。白いパールが外れているのでお直しにご持参くださいました。

拝見しますと、金色のパールも少しゆるみかけています。お預かりしてメンテナンスすることになりました。

まず、ゴールドのリングから金色の南洋真珠を外しました。接着剤がたっぷりと付いていますが、もう効力がほとんど無くなっています。水に濡れたり太陽に当たったりすることが多く、接着してから長い時間が経過していると接着力が弱ってくるようです。

指輪にこびりついていた接着剤を取り去り、真珠の穴に埋まっている接着剤を綺麗に掃除して、形状記憶合金の指輪と小さなゴールドパーツと2個の真珠が輝くように綺麗にクリーニングしました。

その段階までの画像です。

指輪形に並んでいるカットボールは、それぞれがクルクルと回って指に着脱する時に便利ですね。