リモージュ地方のジュエリー

枠を美しくお直しします

フランスのリモージュ郡で作られた磁器の入ったペンダントとイヤリングの金属部分が傷んできたので、綺麗に磨き仕上げをしてから、金メッキをするご注文を頂きました。

この画像は、リモージュ磁器を外してから金属部分を磨いて照りを出したところまでですが、このあと純金メッキ (23金?) を施せば枠のお直しが完了です。

その後に、リモージュ磁器をはめ込んでペンダントの爪を倒すことと、イヤリングを接着することをして、ようやく美しいジュエリーが完成します。

プラチナリングの仕上げのこと

ご来店くださったお客様にご質問されて、お応えいたしました。

「プラチナリングを家で綺麗にするにはどうすればいいですか?」

『プラチナの汚れを落とすことは出来ますが、家では工具や機械がありませんので、小傷を無くすことは難しいです。

ぬるま湯でリングの汚れを柔らかくして、要らない歯ブラシで突くように洗うと綺麗になります。最後は水洗いしてから布で拭くなどして乾かしてくださいね。

プラチナに付く小傷は深い場合が多いですので、私はヘラでゴシゴシこすって小傷を潰し、最後は布で磨き上げます。』

•••そのような感じでお答えしました。

傷の深さや面積の程度にもよりますが、キズを潰すことだけで1~2時間かかることもよくあります。その後照り出しの仕上げなどをしますので、未経験の方がご自宅でできる範疇を超えてしまうと思います。経験豊富なプロ技術者に任せられることが最善と思います。

(アーカイブのページが参考になれば良いのですが…➡)

本来の金色リングに

プラチナ仕上げが取れてきました

以前デパートでロジウム加工されてプラチナ色でお使いになられていたダイヤモンドリングが、長年の間に擦れたりして内側本体のK18イエローゴールドの金色が見えてきています。

この度は、リング全体のプラチナ色を取り去って、本来の金色に輝くリングにして欲しい、とのご依頼を頂きました。

表面に付いている小傷もヘラ加工で潰して、綺麗なピカピカのリングに仕上げさせて頂きます。